2012年2月23日:KVH 、国内初、10ギガビットイーサネット専用線暗号化サービス提供開始

- 高機密性ニーズに、超低遅延、高性能な暗号化ソリューションを提供へ -


プレスリリース:2012年2月23日

KVH株式会社(本社:東京都港区、社長 兼 CEO:リチャード・ウォーリー、以下「KVH」)は、本日、国内初となる「10ギガビットイーサネット専用線暗号化サービス」を3月1日より提供開始することを発表しました。新サービスは、高度な機密性と高性能なネットワークパフォーマンスを求める金融サービスなどの顧客層に対し、国内最高水準の低遅延な暗号化ソリューションを提供します。

昨今、ネットワーク攻撃の脅威や情報漏洩の危機など企業を取り巻くリスクは多様化し、より高度なセキュリティ対策へのニーズが高まっています。また、極めて高付加価値および秘匿性の高い情報を扱う組織にとって、知的財産の保護および法令順守を確実にすることが、最重要課題の1つとなっています。新サービスは、WDM(Wavelength Division Multiplexing: 波長分割多重)ネットワーク上で大容量データの暗号化処理を直接行うため、アプリケーションやサービス品質に影響を与えず、ネットワークの低遅延性、透過性を高度に保ちながら、多様なプロトコルを強力に暗号化できることが最大の特長です。また、暗号化のみに特化したネットワークを構築する必要がないため、初期投資を削減することができ、ネットワーク運用も一括でKVH側に任せることができます。

新サービスには、ネットワーク専門企業のシエナ® コーポレーション(本社:米国メリーランド州リンシカム、NASDAQ: CIEN、以下「シエナ」)の光伝送装置5000 Advanced Services Familyの暗号化技術を採用しました。シエナ5000 Advanced Services Familyは、KVHの低遅延光ファイバーネットワークのWDM装置として導入されており、既存ユーザは、FIPS*1認証を取得した暗号化機能を容易に統合することができます。両社は、本サービスの商用化に向けて、昨年7月に、10ギガビットイーサネットデータ伝送の暗号化実験に成功したことを発表しています。

KVHのシステム&テクノロジー本部上席執行役員であるジョー・デュハメルは、「新しい暗号化ソリューションは、シエナ製品をベースとした既存のKVHネットワークを活用できるため、優れたコスト効率でサービスを実現することができます。KVHは今後も、金融機関をはじめとした高水準なセキュリティニーズに応えるため、イーサネットからビジネスアプリケーションまで、様々な分野でセキュリティー・ソリューションの拡充を図って参ります」と述べています。

シエナのアジア地域バイスプレジデント兼ジェネラルマネージャー、Anthony McLachlanは、「KVHは、大容量機密情報の高速処理を行う顧客企業にとって、暗号化能力が極めて重要であることを理解しています。シエナのネットワーク暗号化ソリューションは、単一かつ統合されたインフラストラクチャーとして、業界をリードする光伝送技術と、高性能かつ標準化された暗号化機能を合わせることで、企業のネットワークを想定される攻撃やセキュリティ上の脅威から保護します。これにより、企業は、ネットワーク障害のリスクポイントを最小化できる上、暗号化のみに特化したネットワークを構築する必要がないため、初期投資および運用コストを削減することができます」と述べています。


KVHについて
KVHは、日本にフォーカスした通信/ITサービスプロバイダーとして、1999年に米国フィデリティ・グループにより東京を本社に設立されました。企業の重要な情報を、保存から、処理、保護、配信まで、エンドツーエンドでサポートする情報デリバリー・プラットフォーム戦略に基づき、クラウドサービス、マネージド・サービス、データセンター・サービス、プロフェッショナル・サービス、データ通信、インターネット接続、音声通信などの包括的な通信/ITマネジメント・ソリューションを提供しています。現在日本における最高水準の低遅延ネットワークは、450社以上の金融サービス分野の顧客に利用され、高頻度取引に特化した超低遅延ネットワーク接続、プロキシミティ・ホスティング・ソリューション分野では市場をリードしています。KVHの超低遅延ネットワークは、東京、大阪、シカゴ、オーロラ、ニューヨーク、シンガポール、香港、ソウル、上海、シドニーなど、アジア、北米の主要な金融都市を接続しています。詳しくはKVHのウェブサイトhttp://www.kvh.co.jp をご覧ください。
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